スタリー・グラード (Starigrad)
スタリー・グラードはクロアチア語で「古い町」を意味し、フヴァル島で最も古い集落であり、アドリア海の島々の中でも最古の集落の一つである. スタリー・グラードには古代より人が居住しており、古くはフヴァル文化の担い手たちが、後にはギリシャ人が居住した. 紀元前384年、ギリシャ人の哲学者アリストテレスがトラキアで生まれたのと同じ年、エーゲ海のパロス島からギリシャ人が移住し、この島をパロス(Pharos)と名づけた.
スタリー・グラードはルネサンス時代の作家・ペータル・ヘクトロヴィッチ(Petar Hektorović)の生まれた地である.
2008年7月7日、スタリー・グラード平原はUNESCOの世界遺産に登録された(ID1240). スタリー・グラード平原はクロアチアで7番目の世界遺産となった.